こんにちは、SNS発信担当「チームファイネス」の舩橋です!
年々厳しさを増す暑さや寒さですがお子さんたちが大人になるころ、今の地球環境はどうなっているでしょうか。前回お話した「住宅の省エネ対策の強化」で長期優良住宅認定基準引き上げとなったことが、私たちの未来の環境づくりにつながってほしいですね!
さて、今回は2022年10月からの長期優良住宅認定基準引き上げによりお客様の家づくりにどんな影響があるのか、吉川住建のスタッフに聞いてみました。早速お伝えしたいと思います♪
前回の記事はこちら>>https://www.j-yoshikawa.com/blog/2022/09/20/22sep20/
Q.長期優良住宅認定基準が見直され、性能の水準が高くなりましたね。お客様にとって一番大きな影響はどんなことでしょうか?注意しておくことはありますか?
A.まず、断熱性能が良くなりますので住宅の価格が上がります。一方では、国が目指す方向に沿った家づくりとして性能を上げて建築していただくわけですから支援策があります。それが補助金や税制優遇(住宅ローン減税など)です。
支援策の利用を念頭に計画されている方は、新たな認定基準を把握し理解している工務店さんであるかを確かめて、長期優良住宅の計画をしてください。また、そうでない方で申請できる条件を満たしているにも関わらず国の後押しである補助金を知らなかったという声も耳にします。後からでは申請が出来ませんのでご注意くださいね。
Q.他にはどんな注意点がありますか?
A.一つの事例をご紹介します。
大まかな家づくりの流れとして、土地が決まる→プランの打ち合わせ終了→仕様が決まる→建築の確認申請へと進みました。しかし、申請の窓口で「このエリアでの建築物は、長期優良住宅の認定は受けられません」と言われてしまいました。
このケースは、認定基準の法改正によって「豪雨など災害リスクを配慮する基準の追加」があり、建築地が「長期優良住宅の認定を行わない区域等」に該当していました。建物の性能が認定基準を満たしていたとしても、選んだ土地の調査不足が影響したケースです。土地探しからの家づくりの方は「土地を一人で決めない」ということを思い出して欲しいですね。
Q.補助金や税制優遇を受けるための方法は、認定長期優良住宅以外にもありますか?
A.はい、吉川住建では認定低炭素住宅やゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の基準にて建築する方法をご提案しています。認定長期優良住宅よりも一部、受けられる優遇が除外されてしまいますが、ほぼ同等の優遇を受けることが出来ますので、住宅の性能を上げたいというお客様にはその希望が叶うのではないでしょうか。
ただし、1点ご注意いただきたいことがあります。先程の事例のように、ある程度計画が進んでいる中で計画を見直せば、その作業に時間がかかり全体の建築スケジュールが延びてしまいます。どうか余裕のあるスケジュールで着実に家づくりを進めていただきたいと思います!
認定長期優良住宅や認定低炭素住宅、ゼロ・エネルギー・ハウスなど、補助金を活用した家づくりを詳しくお知りになりたい方は、事前予約制にて相談を承っています!感染防止対策が万全の吉川住建各モデルハウスでスタッフがお待ちしております。
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