こんにちは、SNS発信担当「チームファイネス」の加藤です!
ご自宅でカフェやサロンを開業される方が増えていますね。店舗だけなら設計事務所へ相談するケースが多いかもしれませんが、家づくりも兼ねるのであれば工務店に依頼するのが賢明です!そこで、今回は「店舗併用住宅」の家づくりのポイントを解説したいと思います。
※「店舗併用住宅」とは、同じ建物の中に居住と事業を行うスペースが共存している住宅を指しています。
「店舗併用住宅」で事業をされるのが多い業種は美容院とネイルサロンです。他には鍼灸院や接骨院もあり、一部屋+αで運営できるところが共通です。
では、美容室を併設したOB様をピックアップして解説します。
>>M様の施工事例はこちら
https://www.j-yoshikawa.com/construction/detail.html?iNr=136
>>OB様家づくりストーリーM様邸はこちら
https://www.j-yoshikawa.com/voice/detail.html?iNr=41
こちらは1階が店舗スペースで、2つの客席とシャンプー台、そして備品スペースがあります。建物は2、3階を居住スペースとし、2階はご両親が暮らす二世帯住宅としました。
M様の家は閑静な住宅地の中にあります。コンセプトを「プライベートサロン」としたことで立地条件でハードルを高めることなく夢を実現されました。予約制なので、ご家族が使う駐車スペースを共有して利用されています。
続いて、「店舗併用住宅」の計画で注意したいポイントです!
一つ目は「資金計画」についてです。
まず私たちがお伝えするのは、現実的な資金計画をしましょう、ということです。ついつい期待に夢が膨らんで大風呂敷を広げてしまい、資金計画が甘くなりがちな方をお見受けします。店舗併用住宅の建築は住宅ローンのみではなく、事業用融資との併用になります。そのため、事業用融資部分は住宅ローンと比べると金利が高くなります。こうした点を踏まえた資金計画の精密さが、事業継続のポイントですよ!
二つ目は、「間取りの工夫」です。
住居と店舗のスペースのバランスはもちろん、せっかく同じ建物に住んでいるメリットを活かす意味でも、それぞれのアクセスのしやすさを考えたいところです。
他には、従業員の方がいる場合ではプライベートスペースの使い方への配慮が必要です。プライベートとのオンオフの切り替えや防犯対策を設計できると良いでしょう。
また将来的に事業を畳むことを想定されたお客様の事例では、店舗部分を将来住居としても対応出来るよう、キッチンが後から設置出来るようにしたいというご希望がありました。予め配管をしておきましたので、将来大規模なリフォームをせずに済みますね!
構造の強さが特徴のパナソニック・テクノストラクチャー工法も万が一の災害時に強い味方になってくれます!どんな時でも事業が傾くことなくご自身の城を守ることもできますので、ぜひ検討してほしいと思います。
この記事へのコメントはありません。